第二部 インストールとアンインストール

Mozilla が動作するプラットフォームは Microsoft Windows 9x/ME/NT/2000/XP, MacOS 8.5〜9.2.x, MacOS X, Linux をはじめ、Solaris, FreeBSD, NetBSD, BSD/OS, OpenVMS, HPUX, BeOS, Irix, AIX, OS/2, Tru64 Unix... というように主だったものやそうでないものも含め数多くのプラットフォームで動作します。

以降では MacOS, Linux, Windows について説明します。

目次


第3章 インストールの前の注意事項

3-1. 動作に必要な環境

Mozilla 1.0.1 のリリースノート和訳)によれば以下の環境が必要となっています。

なお、下記の条件が整えば起動して動作しますが、そのことと快適に使うことができるかどうかは別の話です。 著者の個人的な感覚に基づいた主観でいえば、快適に使うためにより速いプロセッサと多くのメモリを用意することをお勧めします。

Windows に必要な環境

Windows 95 などの一部の古い OS では、Internet Explorerの新しいバージョンをインストールしてシステムファイル類を追加・更新しておく必要があるかもしれません。

Linux に必要な環境

MacOS 8.5〜9.2.x に必要な環境

MacOS X に必要な環境

現在の MacOS X(carbon)版 Mozillaは、MacOS Xが提供している機能(一般にAPIといいます)を利用しています。 MacOS X は 10.0.x と 10.1.x, 10.2.x で OS 自体の仕様が変わってきていますので、OS自体も出来るだけ最新の状態にアップデートされることをお薦めいたします。 古い OS のバージョンと最新ビルドとの組み合わせでは、もしかすると上手く動かないことがあるかもしれません。 可能な限り最新の環境で使われることをお薦めします。

3-2. リリースノートには必ず目を通してください。

リリースノートには必ず目を通してください。 全てとは言わずとも、新しく追加された機能や既知の問題など非常に重要な記述について記述されている個所は眺めておいてください。

バージョンによっては特定のハードウェア環境で発生する問題があるかもしれません。 あるいは一時的にバグが発生して特定の機能が利用できないかもしれません。 そしてそれらが原因であなたは利用できないかもしれません。

「Mozilla をせっかくダウンロードしたのに使えない」

そのような事にならないためにも。

Mozilla 1.0.1 Releases
http://www.mozilla.org/releases/mozilla1.0.1/index.html
Mozilla 1.0.1 リリース
http://jt.mozilla.gr.jp/releases/mozilla1.0.1/index.html

3-3. Netscape 6/7 や Mozillaを使用したことがある場合は

以前に Netscape 6/7 や Mozilla をインストールしたことがある場合、あるいは今もインストールしている場合は、いくつかの注意が必要です。

Netscape 6/7 や Mozilla が完全に終了していますか?

Mozilla をインストールする前に、Netscape 6/7 や Mozilla を終了させましょう。 一部のプラットフォームでは高速起動を実現するために Mozilla や Netscape が起動したままメモリ上に 常駐するものがあります。 例えば Windows であればタスクバーのタスクトレイを見て Mozilla が常駐していないか確認し、常駐していればタスクトレイの Mozilla アイコンを右クリックして終了/Exitを選択し常駐を解除してください。

プラットフォームによっては終了させた直後にわずかの時間ですがプロセスが生き残っている場合があるようです。 全てのウィンドウを閉じた後でもプロセスが残っていても、多くの場合は少し待つとプロセスが終了するそうです。 (それでも生き残っている場合はプロセスを強制的に終了するかコンピュータを再起動してください)

また、終了させたつもりが単にどこかにダイアログやウィンドウが残っているかもしれません。 注意して探してみてください。

昔のプロファイルを使いまわす場合には注意が必要です。

異なるバージョンの Mozilla のプロファイルデータをそのまま新しい Mozilla でも使おうとする場合には注意が必要です。

バージョンが非常に近いもの同士であれば多くの場合は問題なく動作しますが、バージョンの組み合わせによってはデータの互換性の問題などによりトラブルが発生する可能性があります。 その場合は以下の対処をひとつづつ順番に試みてください。

  1. 日本語パックを使っていた場合は次項を参照。
  2. Mozilla を終了させた後に XUL Fastload ファイルを削除。
  3. XUL アプリケーションをインストールしていた場合は、それらを削除。(削除方法は個々のアプリケーションで定められた方法に従ってください)
  4. キャッシュや Password Manager, Form Manager, Cookie Manager, Image Manager, History Manager を使って保存されている各種データを削除
  5. プロファイルをバックアップした後にプロファイルデータを削除して新しく作り直す。(必要ならバックアップからブックマーク等を復元する)

プロファイルデータを削除して新しく作り直す場合、もしも Mozilla がインストールされているならば Profile Manager を起動してプロファイルを削除してください。 Mozilla を既にアンインストールして Profile Manager を使うことができない場合は、プロファイルデータを手作業で全て削除してください。

日本語パックなどの言語パックを使っていた場合には注意が必要です。

プロファイルデータを使いまわす際、以前に日本語パックなどの言語パックを利用していた場合には注意が必要です。

Mozillaは言語パックをインストールすることによりメニューやダイアログの文言を色々な言語に変更することができます。 その言語情報(現在どの言語パックを使っているか)プロファイルデータに保存され、Mozillaは起動するときにプロファイルデータを参照し言語パックを切り替えて動作します。

しかし、mozilla.orgが配布する Mozilla には英語/米国以外の言語パックは同梱されていませんので、例えば日本語パックに切り替えたままでは Mozillaが正しく起動しません。 (但し、もじら組の JLPプロジェクトの作業により日本語パックを同梱した Mozilla が mozilla.org で公開されることがあります)

日本語パックを使っていた状態から Mozillaを新しいバージョンに入れ替える場合は、あらかじめメニューなどの言語を英語に戻しておく必要があります。

もしもメニューなどの言語を日本語に変更したまま古い Mozilla をアンインストールし、更に新しい Mozilla をインストールし起動してしまうと、起動に失敗するか、あるいは起動しても画面の表示が崩れる事かと思います。 例えばウィンドウの下半分に訳の判らない赤い文字が表示されたりします。

その場合は、日本語に変更していたという設定情報を英語に変更する必要があります。 「第16章 Preferences - Mozillaの設定について」-「16-2. Navigator」-「Languages/Content(言語/コンテンツ) 」にあるコンテンツパックと言語パックをそれぞれ「US Region」と「English(US)」に変更してから Mozilla を再起動してください。

それでも変化がないようであれば、あるいはその作業が難しい場合は日本語に変更していたという情報を強制的に削除しましょう。 プロファイルデータの中の chromeディレクトリの中に chrome.rdf という名前のファイルがありますので、Mozilla を完全に終了してからこのファイルを削除するかファイル名を変更してください。 次に XUL Fastload ファイルも削除してください。 (上記のようなおかしな状態で起動すると XUL Fastload ファイルが正しく作成されない場合があります)

この処置を行ってから Mozilla を起動すると必要最低限の内容で chrome.rdf が作成され、英語メッセージの状態で起動することができます。 確実ではありませんが、多くの場合はこの処置で回復できるようです。

その後、必要であれば日本語パックを改めて導入してください。

古いバージョンに対して上書きインストールするのはやめましょう

Mozillaの新しいバージョンをインストールするとき、以前のバージョンをアンインストールせずに同じ場所へ新しいバージョンを上書きするようにインストールするのはやめましょう。

Mozillaのインストールディレクトリには実行時に作成されるデータファイルがあります。 それを残したまま別のバージョンの Mozilla をインストールして実行するとデータファイルに記録されている以前のバージョンの情報が原因で、警告ダイアログが表示されることがあります。

あるいは起動しても画面の表示が崩れる等といったトラブルが発生する場合もあります。

アンインストール操作を行ってもインストールディレクトリとその中にデータファイルが幾つか残る場合がありますので、インストールディレクトリが空っぽになっているか確実に確認してください。

もしも上書きインストールしてしまって問題が発生した場合は、Mozilla を完全に終了させた後に Mozilla のインストールディレクトリの中にある chrome ディレクトリの中の overlayinfoディレクトリを削除するか名前を変更してから Mozilla を起動してみてください。 確実ではありませんが、この処置で回復できる場合があるようです。

それでも回復しない場合は、上記の作業に加えて更にプロファイルに記録されている日本語化の情報や XUL Fastload ファイルを削除してみてください。

それでもなお回復しない場合は、Mozilla を完全にアンインストールした後にプロファイルも全て削除し、再インストールしてください。

別のバージョンの Mozilla と一緒に使いたい場合

複数のバージョンの Mozilla をインストールしておいて使う事ができます。 例えば「Webブラウジングやメールなど、普段使うのは Mozilla 1.0.1。 しかし新しい機能に興味があるので、Webブラウジングくらいなら Mozilla 1.1 や Mozilla 1.2 Alpha もたまには使って試してみたい。」という事ができます。

但し、そのためには非常に重要な注意事項がいくつかあります。

それぞれ別のディレクトリ(フォルダ)へインストールする。
複数の Mozilla を使おうというのに上書きインストールしてしまっては意味がありません。 複数の Mozilla をそれぞれ別のディレクトリ(フォルダ)へインストールしてください。 例えば Mozilla 1.0 を mozilla-1.0 という名前のディレクトリに、mozilla 1.1 は mozilla-1.1 という名前のディレクトリに、というようにです。
インストーラ形式ではなく圧縮ファイル形式の配布物を用いる。
インストーラ形式はインストールも簡単で便利です。 しかし便利な反面その裏で自動的に行われる処理のいくつかが、複数のバージョンの Mozilla を使うという目的に対して都合が良くありません。 (例えば OS へのインストール情報の登録や、インストール完了直後の自動起動などです。) それを回避するためにも可能ならば圧縮ファイル形式のものを用いてください。
それぞれの Profile Manager を使ってプロファイルを個別に作成し、そのプロファイルで起動する。
Mozilla のバージョンの組み合わせによっては、同じプロファイルを共有してしまうとトラブルの原因になってしまいます。 特に理由がない限りは、Profile Manager を起動して Mozilla ごとにプロファイルを作成し、そのプロファイルを使って起動するようにしてください。
異なるバージョンの Mozilla を同時に起動しない。
異なるバージョンの Mozilla(例えば Mozilla 1.0 と Mozilla 1.1)を同時に起動してはいけません。 ほぼ確実にトラブルの原因となります。 Mozilla を切り替える場合には、Mozilla が終了していることを確認してください。 どこかに小さな広告ウィンドウが残っていないか、ブラウザは終了しているがメールは起動していたなどという事がないよう慎重になってください。

Netscape 6/7 を以前に使っていた場合

Netscape 6/7 を以前にインストールして起動したことがある場合は、その時に作成されたプロファイルが残っているかもしれません。

もしも Netscape 6/7 はもう使わず今後は Mozilla を使ってみるのであれば、Netscape 6/7 が作成したプロファイルを削除してください。 なぜならば、Netscape 6/7 のプロファイルが一つだけ残ったままの状態でインストーラ形式の Mozilla をインストールすると、インストールが完了した時点で Netscape 6/7 のプロファイルを使って Mozilla が起動してしまう事があるからです。

Netscape 6/7 が作成したプロファイルを削除するには、Netscape 6/7 の Profile Manager を起動してプロファイルを削除してください。 (操作要領は Mozilla の Profile Manager と同じです) Netscape 6/7 を既にアンインストールして Profile Manager を使うことができない場合は、プロファイルデータを手作業で全て削除してください。

もしも、Netscape 6/7 のプロファイルは残しておきたい、あるいは Netscape 6/7 も一緒に使っていきたい場合は「Netscape 6/7 と一緒に使いたい場合」をご覧ください。

Netscape 6/7 と一緒に使いたい場合

複数のバージョンの Mozilla を使い分ける事と同じ要領で、Mozilla と Netscape 6/7 も一緒にインストールして使うことができます。

但し、Netscape 6/7 の配布形態はインストーラ形式のみで、Mozilla のような圧縮ファイル形式による配布がありません。 そのため、Mozilla だけの場合に加えて更に注意しなければならない事柄があります。

Mozilla を既に使っている状況に対して Netscape 6/7 をインストールするとき、もしもプロファイルが一つだけ存在する場合はインストールが完了した時点で Mozilla のプロファイルを使って Netscape 6/7 起動してしまう事があります。 その順番が逆のケースもあります。

それを回避するためには以下のような手順でインストールすることをお薦めします。 どちらもまだインストールしたことがない場合は Netscape 6/7 を先にインストールすることをお薦めします。

Netscape 6/7 がインストールされている状態に Mozilla(圧縮ファイル版)をインストールする場合:
  1. Netscape 6/7 を完全に終了する。
  2. Mozilla の圧縮ファイルを展開し配置する。
  3. Mozilla の Profile Manager を起動して、Mozilla で使うプロファイルを作成する。
  4. Mozilla の Profile Manager を終了する。
Netscape 6/7 がインストールされている状態に Mozilla(インストーラ版)をインストールする場合:
  1. Netscape 6/7 を完全に終了する。
  2. Netscape 6/7 の Profile Manager を起動してプロファイルの数を確認する。プロファイルの数が一つだけならば、適当な名前のプロファイル(ダミープロファイル)をもう一つ作成しておく。
  3. Netscape 6/7 の Profile Manager を終了する。
  4. Mozilla をインストールする。
  5. Mozilla の Profile Manager を起動して、Mozilla で使うプロファイルを作成する。
  6. Mozilla の Profile Manager を終了する。
  7. 2.項でダミープロファイルを作成した場合は、Netscape 6/7 の Profile Manager を起動してダミープロファイルを削除する。
Mozilla (圧縮ファイル版)がインストールされている状態に Netscape 6/7 をインストールする場合:
  1. Mozilla を完全に終了する。
  2. Mozilla の Profile Manager を起動してプロファイルの数を確認する。プロファイルの数が一つだけならば、適当な名前のプロファイル(ダミープロファイル)をもう一つ作成しておく。
  3. Mozilla の Profile Manager を終了する。
  4. Netscape 6/7 をインストールする。
  5. Netscape 6/7 の Profile Manager を起動して、Netscape 6/7 で使うプロファイルを作成する。
  6. Netscape 6/7 の Profile Manager を終了する。
  7. 2.項でダミープロファイルを作成した場合は、Mozilla の Profile Manager を起動してダミープロファイルを削除する。

なお、インストーラ版の Mozilla がインストールされている状態に Netscape 6/7 をインストールするケースは、OS に登録されたインストール情報などの衝突により問題が生じるかもしれません。 (大丈夫かもしれませんが...)


第4章 Mozilla を入手する

4-1. 配布元を選ぶ

Mozilla は mozilla.org から配布されています。 しかし、その他のサイトや媒体を通じて二次配布も行われています。

現在公開されている Mozilla 1.0系のソフトウェアはバージョン 1.0.1 が最新版です。

CD-ROM から得る

Mozilla はインターネットからダウンロードする以外に、CD-ROM で入手することもできます。 例えば書店で販売しているコンピュータ関連雑誌の付録 CD-ROM や、もじら組が参加するイベントで配布されている CD-ROM などがあります。 あるいは、パソコンショップなどで販売している Linuxディストリビューションや BSD系配布CD-ROM に収録されている場合もあります。

しかし残念ながら定期的に配布されるものはないようです。 (最近になって、継続的に収録してくれる雑誌がいくつか現れたようです。 もしもご存知であれば著者までご連絡ください)

なお、どれも収録から実際の配布まで時間を要するものなので配布される頃には最新版ではなくなっている場合があります

知人などから貰う

Mozilla はオープンソースですから、知人が持っている Mozilla のソースコードやバイナリのファイルをコピーして受け取ることには何ら問題はありませんし、あなたが知人へファイルをコピーして差し上げることも何ら問題はありません。

インターネットからダウンロードする

Mozilla は mozilla.org の ftpサイトからソースファイルやビルド済みのバイナリをダウンロードすることができます。 そしてその公開されたソースファイルやビルド済みのバイナリはミラーサイトと呼ばれる幾つかのサイトへコピーされますので、そのミラーサイトからも入手することができます。 ミラーサイトによっては 1.0, 1.0.1, 1.1 などの Milestone Build だけでなく nightly build も置いてあるサイトもあります。

最新のソースコードやバイナリを得るためには mozilla.org から入手する必要があります。 しかし Mozilla 1.0 や 1.0.1 のように既にミラーサイトへコピーされていると思われるものはミラーサイトからダウンロードすることを強くお薦めします。 mozilla.org ではなくミラーサイトを利用することは以下の2点で良い意味を持ちます。

  1. mozilla.org へのアクセスによる mozilla.orgサイトの負荷を減らすことができるため、真に mozilla.org へアクセスする必要がある開発者の作業の妨げにならずに済む。
  2. 多くの場合は mozilla.org からダウンロードするよりも速くダウンロードすることができる。

バグの確認のために最新の nighlty build が必要であるなどの理由が無い限り、まずミラーサイトを参照してください。

ftp.mozilla.org mirrors
http://www.mozilla.org/mirrors.html#.jp

日本国内では RingServer Projectのサイト群をお薦めします。 Ring Serverプロジェクトは幾つかの国立研究機関、大学、民間企業などの協力により数多くのサーバで Mozilla をミラーしています。 お使いのプロバイダや所属団体・企業がプロジェクトに参加していればミラーサーバがあるはずですので、そこがダウンロード元の第一候補になります。

RingServer Project
http://www.ring.gr.jp/
RingServerって何?
http://openlab.ring.gr.jp/ringserver/index.html.ja

Mozilla 1.0.1 は以下のディレクトリへミラーされています。 Windows, Linux, MacOS, MacOS X については個別に説明があります。

RingServer の Mozilla ディレクトリ
http://www.dnsbalance.ring.gr.jp/archives/net/www/mozilla/mozilla/releases/mozilla1.0.1/
http://www.t.ring.gr.jp/archives/net/www/mozilla/mozilla/releases/mozilla1.0.1/
ftp://ftp.dnsbalance.ring.gr.jp/pub/net/www/mozilla/mozilla/releases/mozilla1.0.1/
ftp://ftp.t.ring.gr.jp/pub/net/www/mozilla/mozilla/releases/mozilla1.0.1/

4-2. Windows 版 Mozilla を入手する

Windows 向け Mozilla のビルドは実行ファイル群を ZIP 形式で圧縮したものとインストーラがあり、そのインストーラには更にネットワークインストーラとフルインストーラがあります。 基本的には Mozilla 自体に違いはありませんが、インストールする内容を選択出来るなどの特徴がありますので、用途にあわせて選択して下さい。

4-3. Linux 版 Mozilla を入手する

Linux 向け Mozilla ビルドは以下のものがあります。 基本的には Mozilla 自体に違いはありませんが、インストールする内容を選択出来たりプラットフォームのパッケージシステムで管理できるなどの特徴がありますので、用途にあわせて選択して下さい。

4-4. MacOS 8.5〜9.2.x 版 Mozilla を入手する

MacOS 向け Mozilla のリリース版ビルドには、MacOS8.5 〜 9.2.x以下のいわゆる classic 向けと、MacOS X用の carbon 版があります。

classic 版のインストーラには、インターネットに接続した状態でファイルをダウンロードしながらインストールを行うネットワークインストーラと、先に必要なファイルを全てダウンロードしてからインストールを行うフルインストーラがあります。 ネットワークインストーラ版とフルインストーラ版ではインストール方法の違いがあるだけで、mozilla 自体は同じものがインストールされます。 classic 版をご利用の方はお好きなほうを選んでください。

4-5. MacOS X 版 Mozilla を入手する

MacOS X 向け Mozilla のビルドは必要なファイル群を収めたディスクイメージを圧縮したファイルのみがあります。又,今のところ英語版のみがあります。


第5章 インストール

5-1. Windows におけるインストール

Windows NT/2000/XP などのマルチユーザ OS においてインストーラを使ってインストールする場合は、Windows に Administrator でログオンして実行してインストールすることをお薦めします。 インストーラがタスクバーのスタートメニューやショートカットの設置のために All Users 環境を更新しようとしますが、単なる User権限を持つ一般ユーザアカウントでは更新できずにショートカットの登録を失敗してしまいます。 (FAT32などのセキュリティ機構がないファイルシステムを使っている場合は問題ないかもしれません)

なお、インストールの最後に次のメッセージダイアログ( Mozilla is not currently set as your default browser. Would you like to make it your default browser? )が表示される事があります。
Mozilla is not currently set as your default browser. Would you like to make it your default browser?
それは Windows システムのデフォルトWebブラウザの設定確認なので、デフォルトWebブラウザに設定するならば Yes を、そうでない場合は No をクリックしてください。 (Mozillaを初めて使う場合は No を強くお勧めします。)

Windows インストーラ版のインストール

フルインストーラによるインストールの例です。 Windows フルインストーラ mozilla-win32-1.0.1-installer.exe を入手してください。

  1. ダウンロードしたインストーラを実行。
    インストーラを実行
  2. [Next]ボタン([次へ]ボタン)をクリック。
    [Next]ボタン([次へ]ボタン)をクリック
  3. 表示されたライセンスを読み、同意するならば [Accept]ボタン([同意する]ボタン)をクリック。
    [Accept]ボタン([同意する]ボタン)をクリック
  4. インストール方法の選択画面でインストール内容を選択。
    インストール内容を選択
    • Browser Only(ブラウザのみ、最小インストール)
    • Complete(完全インストール、全てインストール)
    • Custom(カスタム、選択インストール)
    特に希望がなければ Complete(完全インストール、全てインストール) を選択してください。
  5. 通常は C:¥Progam Files¥mozilla.org¥Mozilla へインストールされますが、 インストール先を変更する場合は [Browse]ボタン([参照]ボタン)をクリックしインストール先を選択。
  6. [Next]ボタン([次へ]ボタン)をクリック。ディレクトリが無い場合は作成するかどうかの問い合わせダイアログが表示されますので、[はい]ボタンをクリック。
    [はい]ボタンをクリック
  7. 高速起動(Quick Launch)を有効にするかどうかの問い合わせがありますが、1.0.1 の高速起動(Quick Launch)には問題和訳)がありますのでチェックボタンをチェックしないでくだささい。 続いて [Next]ボタン([次へ]ボタン)をクリック。
    [Next]ボタン([次へ]ボタン)をクリック
  8. 最終確認の問い合わせ画面で [Install]ボタン([インストール]ボタン)をクリック。
    [Install]ボタン([インストール]ボタン)をクリック

インストールが完了すると Mozilla が自動的に起動します。 mozilla.org のサイトの Webページへアクセスしに行きますのでネットワークへ予め接続しておくか、あるいは ESCキーを押して Webアクセスを中断してください。

Windows ZIP圧縮ファイル版のインストール

Windows ZIP圧縮ファイル mozilla-win32-1.0.1-talkback.zip を入手します。

  1. +Lhaca などの解凍ツールで ZIP圧縮ファイルを展開。ZIP圧縮ファイル内はディレクトリ構造を持っているのでディレクトリ付きで展開する必要があります。
  2. 展開して現れた binディレクトリをインストールしたい場所へ移動。(例えば C:¥mozilla の下に binディレクトリを移動)

binディレクトリの中にある Mozilla.exe を実行すると Mozilla が起動します。 mozilla.org のサイトの Webページへアクセスしに行きますのでネットワークへ予め接続しておくか、あるいは ESCキーを押して Webアクセスを中断してください。

5-2. Linux におけるインストール

Mozilla の機能の幾つかは Mozilla のインストールディレクトリ以下に対して書き込み処理を必要とします。 そのため、/usr 以下に Mozilla をインストールして一般ユーザが利用する場合にアクセス権限の問題に遭遇することがあります。 (たとえば Plug-in や Theme, Language/Content パッケージの多くは Mozilla インストールディレクトリ以下へインストールされます) お使いの Linux-box に対する管理権限(root)を所有しているか、あるいは管理者へ依頼して作業することができる場合はパーミッションの調整などを検討してください。 そのような事ができない場合は、Mozilla を ~/ 以下へインストールする事でアクセス権限の問題を回避することが出来ます。

また、Mozillaをインストールした後の最初の起動時に、Mozilla はインストールディレクトリ以下にファイルやディレクトリを作成するなどの幾つかの処理を行います。 そのため、Mozilla をインストールしたユーザがまず最初に Mozilla を一回起動してください。

Linux tar.gz 圧縮ファイル版のインストール

Linux tar.gz 版を使って ~/bin 以下にインストールします。 圧縮ファイル mozilla-i686-pc-linux-gnu-1.0.1.tar.gz を入手します。

  1. ~/ に bin ディレクトリを作成してください。
  2. tar.gz 版ファイルを ~/bin に置いてください。
  3. gunzip -dc mozilla*.tar.gz | tar -xvf - などの手順で圧縮ファイルを展開してください。
    [tamcat@mozillagumi tamcat]$ cd ~/bin
    [tamcat@mozillagumi bin]$ ls
    mozilla-i686-pc-linux-gnu-1.0.1.tar.gz
    [tamcat@mozillagumi bin]$ gunzip -dc mozilla-i686-pc-linux-gnu-1.0.1.tar.gz | tar xvf -

展開して現れた mozilla ディレクトリへ移動して ./mozilla & スクリプトを実行すると Mozilla が起動します。

[tamcat@mozillagumi bin]$ cd mozilla
[tamcat@mozillagumi mozilla]$ ./mozilla &

mozilla.org のサイトの Webページへアクセスしに行きますのでネットワークへ予め接続しておくか、あるいは ESCキーを押して Webアクセスを中断してください。

Linux インストーラ版のインストール

Linux フルインストーラ版を使って ~/bin 以下にインストールします。 圧縮ファイル mozilla-i686-pc-linux-gnu-1.0.1-sea.tar.gz を入手します。

  1. インストーラの圧縮ファイルを gunzip -dc mozilla*.tar.gz | tar -xvf - などの手順で展開。
    [tamcat@mozillagumi tamcat]$ cd ~/tmp
    [tamcat@mozillagumi tmp]$ ls
    mozilla-i686-pc-linux-gnu-1.0.1-sea.tar.gz
    [tamcat@mozillagumi tmp]$ gunzip -dc mozilla-i686-pc-linux-gnu-1.0.1-sea.tar.gz | tar xvf -
  2. 展開して現れた mozilla-installer ディレクトリへ移動し、インストーラ ./mozilla-installer & を実行。
    [tamcat@mozillagumi tmp]$ cd mozilla
    [tamcat@mozillagumi mozilla-installer]$ ./mozilla-installer &
  3. 表示された Read Me を読み Next ボタンをクリック
    Next ボタンをクリック
  4. 表示されたライセンスを読み、了承するなら Accept ボタンをクリック
    ライセンスを読み、了承するなら Accept ボタンをクリック
  5. インストール方法の選択画面でインストール内容を選択。
    インストール内容を選択
    • Typical(ブラウザとメール)
    • Complete(全てインストール)
    • Navigator(ブラウザのみ)
    • Custom(選択インストール)
    特に希望がなければ Complete(全てインストール) を選択してください。
  6. デフォルトでは /usr/local/mozilla へインストールされますが、今回は ~/bin/mozilla へインストールします。 Change... ボタンをクリックしインストール先を設定してください。
    インストール先を設定
  7. Nextボタンをクリック。ディレクトリが無い場合は作成するかどうかの問い合わせダイアログが表示されますので、Yes ボタンをクリック。
    Yesボタンをクリック
  8. 最終確認の問い合わせ画面で Install ボタンをクリック。
    Install ボタンをクリック

インストールには少々時間がかかります。暫く待つとインストールの完了を知らせる確認ダイアログが表示されます。 OK ボタンをクリックすると Mozilla が自動的に起動します。 mozilla.org のサイトの Webページへアクセスしに行きますのでネットワークへ予め接続しておくか、あるいは ESCキーを押して Webアクセスを中断してください。

Linux rpm版のインストール

5-3. MacOS 8.5〜9.2.x におけるインストール

フルインストーラ版のインストール

フルインストーラ mozilla-mac-101-full-instal.bin を使ってインストールします。

MacOS 9でマルチユーザ環境にて使っている場合、必ず管理者権限のあるユーザーでログインしてインストールしてください。

  1. ダウンロードしたインストーラを実行します。 この時 Stuffit Expander で自動的に解凍されない場合(画面のようにアイコンが白い場合)は、Stuffit Expanderを起動して解凍させてください。
    デスクトップ上に保存したダウンロードファイル
  2. 解凍が終わると、 "mozilla Full Installer" というフォルダがデスクトップに作成され、自動的にそのフォルダが開きます。 "Mozilla Installer" というファイルを実行してください。
    解凍して作成されたインストーラー用のファイル
  3. continueボタンをクリック。
    インストール中画面(Welcome)
  4. 表示されたライセンスを読み、了承するならば Accept ボタンをクリック。
    インストール中画面(ライセンス)
  5. インストール方法の選択画面でインストール内容を選択。
    インストール内容を選択
    • Typical Install(全てインストール)
    • Custom Install(選択インストール)
    特に希望がなければ Typical Install(全てインストール) を選択してください。 通常はハードディスクの最上位階層にインストールしようとしますが、MacOS 9 以降は 「Applications(MacOS 9)」 フォルダの中の任意の場所にアプリケーションは保存するよう推奨されています。 mozilla の動作上は、どこにインストールしても構いません。
  6. インストール先選択後はインストール作業が進みます。 完了すると Mozilla のアイコンが作成されますので、ダブルクリックして起動してください。
    インストールが完了して、デスクトップ上に出来たmozillaのアイコン

なお OS8.5〜9.2 ではユーザープロファイルは「書類」フォルダに作成されます。 もし1台の PC に OS X と OS 8.5〜9.2 の両方のシステムをインストールしてある場合でも、メールや個人の設定は共有化されません。

5-4. MacOS X におけるインストール

MacOS X .smi.bin 圧縮ファイル版のインストール

圧縮ファイル mozilla-macosX-1.0.1.smi.bin を入手します。

MacOS Xを使っている場合は、必ず管理者権限のあるユーザーでログインしてインストールしてください。 MacOS Xでは、一番最初に作成したユーザーが管理者権限のあるユーザーになっています。 (この管理者権限のあるユーザーとは、'root' ユーザーとは別のものです) コンピュータの電源を入れた後にパスワードを入力する画面が表示されない場合は、すでに管理者権限のあるユーザーでログインしています。

  1. ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、StuffIt Expander 等の解凍ツールが解凍をしてくれます。 (解凍ツールがインストールされていない場合はインストールしてください) なお、ブラウザの設定次第では勝手に解凍されていることもあります。
    .smi.bin 圧縮ファイルを解凍
  2. 現れた mozilla-macosX-1.0.1.smi をダブルクリックします。 ライセンスの画面(英語)が現れますので,内容を受け入れられるのでしたら「Agree」ボタンをクリックして下さい。
    ライセンス確認画面
  3. デスクトップに「Mozilla for MacOS X」という仮想ディスクがマウントされます。
    マウントされた仮想ディスク(Mozilla for MacOS X)
  4. ディスクを開いて,中にある「Mozilla」フォルダを任意の場所にコピーします。 このとき、Macintosh HD (システムの入っているハードディスク) の Applications フォルダにコピーする場合はその Mac に対する管理者権限を持っていないとコピーできません。 コピー出来ない場合は管理者に相談してください。あるいは Linux と同様にホームディレクトリにインストールすることもひとつの手です。
    Mozillaフォルダをコピーします。
  5. Dock に登録したい場合は mozilla 本体を Dock の上までドラッグ&ドロップして登録します。
    Dock に mozilla ドラッグ&ドロップして登録します
  6. さらに mozilla を標準のブラウザとして使いたい場合は、システム環境設定の「インターネット」を選択し、更に「WEB」タブを選びます。
    システム環境設定のインターネット設定
  7. 「選択」を選ぶとカラム表示になりますので、mozilla を選びます。 なお、ソフトウェアアップデートでソフトウェアを更新すると、設定が初期化されるためやり直す必要があります。
    Applications フォルダから mozilla を選択

Doc へ登録した Mozilla か、あるいはインストールした Mozilla フォルダの中にある Mozilla をダブルクリックすると Mozilla が起動します。

MacOS X 版 Mozilla 1.0.1 でテーマに Classic を適用した場合、他のプラットフォームとは異なり以下のような Aqua 風のデザインになります。

MacOS X 版 Mozilla の Classic テーマイメージ。Aqua風の表示です。

起動すると mozilla.org のサイトの Webページへアクセスしに行きます。 ネットワークへ接続していない場合,通常の設定では放っとくとアクセス出来ませんでしたとのエラーが出ます。 サイトにアクセスする場合はネットワークへ予め接続しておいてください。


第6章 アンインストール

6-1. Windows におけるアンインストール

アンインストールする時には Mozillaを完全に終了させてください。 タスクバーのタスクトレイを見て Mozilla が常駐していないか確認し、常駐していればタスクトレイの Mozilla アイコンを右クリックして終了/Exitを選択し常駐を解除してください。

もしも日本語パックでメニューやダイアログを日本語化していて、そしてこのアンインストールがバージョンアップのための一時的なアンインストールであれば、まず先にメニューやダイアログを英語に戻してください。3-3. Netscape 6/7 や Mozillaをインストールしている場合は/したことがある場合は」もご覧ください。

アンインストールの手順は Mozilla のインストール形式により手順が異なります。

Windows インストーラ版のアンインストール

  1. Windows のコントロールパネルを開き、アプリケーションの追加と削除を実行。
  2. インストールディレクトリが残っている場合は、そのディレクトリを手作業で削除。(通常は C:¥Progam Files¥mozilla.org¥Mozilla)
  3. 更にスタートメニューなどにショートカットが残っている場合は、それらを手作業で削除
  4. データファイル類を完全に削除するならば、Windows ディレクトリに作成される mozver.dat ファイルとプロファイルディレクトリを削除。

Windows ZIP圧縮ファイル版のアンインストール

  1. インストール時に設置した bin ディレクトリを削除。
  2. データファイル類を完全に削除するならば、Windows ディレクトリに作成される mozver.dat ファイルとプロファイルディレクトリを削除。

6-2. Linux におけるアンインストール

アンインストールする時には Mozillaを完全に終了させてください。 念のためにプロセス情報を参照して Mozilla プロセスがどこかに生き残っていないか確認し、残っていれば終了させてください。

アンインストールするは Mozilla のインストール形式により手順が異なります。

Linux tar.gz 圧縮ファイル版のアンインストール

  1. インストール時に設置した mozilla ディレクトリを削除。
  2. データファイル類を完全に削除するならばプロファイルディレクトリ ~/.mozilla を削除。

Linux インストーラ版のアンインストール

  1. インストール時に設置した mozilla ディレクトリを削除。
  2. データファイル類を完全に削除するならばプロファイルディレクトリ ~/.mozilla を削除。

Linux rpm版のアンインストール

6-3. MacOS 8.5〜9.2.x におけるアンインストール

アンインストールする時には Mozillaを完全に終了させてください。 以下の全てのフォルダを削除してください。

  1. インストールした際に指定した先の 「Mozilla Folder」フォルダを削除。
  2. データファイル類を完全に削除するならば、「書類」フォルダにあるプロファイルフォルダ「mozilla」を削除し、「システムフォルダ」−「初期設定」フォルダにある "Mozilla registry" と "Mozilla Versions" の 2 つのファイルも削除。

6-4. MacOS X におけるアンインストール

アンインストールする時には Mozillaを完全に終了させてください。 Dockを見て Mozilla が動作していないか確認し (動作中の場合は該当アプリケーションに三角マークがつきます) 動作していれば Dockの Mozilla アイコンを contorol + クリック(または1秒ほどクリックしっぱなし) して終了を選択するか、 又はアイコンをクリックして Mac Command ボタン + Q キーを押して終了させてください。

MacOS X .smi.bin 圧縮ファイル版のアンインストール

  1. インストール時に設置した Mozilla ディレクトリをゴミ箱に捨てる。
  2. データファイル類を完全に削除するならばプロファイルディレクトリの ~/Library/Mozilla フォルダと 「システムフォルダ」−「初期設定」フォルダにある "Mozilla registry" と "Mozilla Versions" の 2 つのファイルもゴミ箱に捨てる。

はじめての Mozilla 1.0
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