
Mozillaは、Mozilla の設定やブックマーク、メールやアドレス帳をプロファイルという単位でセットにして扱います。
自宅と会社でブックマークやメール、設定を個別に扱いたい場合にはそれぞれのためのプロファイルを作成することで解決します。
Mozilla Navigator(Webブラウザ)や Mozilla Mail & Newsgroups が起動している状態では Profile Manager を起動することはできません。 Navigator や Mail & Newsgroups を終了させてから Profile Manager を起動してください。
Profile Manager を起動するには、スタートメニューの Mozilla フォルダの中に登録された Profile Manager を実行するか、あるいはインストールディレクトリの中にある Mozilla.exe に起動引数 -ProfileManager を付与して実行してください。
終了するには Profile Manager のウィンドウを閉じるか、Exit ボタンをクリックしてください。
Profile Manager を起動するにはインストールディレクトリの中にある ./mozilla に起動引数 -ProfileManager を付与して実行してください。
終了するには Profile Manager のウィンドウを閉じるか、Exit ボタンをクリックしてください。
Profile Maneger を起動するにはインストールフォルダの中にある Mozilla Profile Manager をダブルクリックしてください。
このとき、設定次第では Classic版の Mozilla/Netscape6 が起動することがあります。
Classic版のこれらからは MacOS X版 Mozilla/Netscape6 のプロファイル管理は行えませんので、その場合はアプリケーションの関連付けの変更が必要になります。
Mozilla Profile Manager を contorol + クリックして,「このアプリケーションで開く」
を選択し,現れているアイコンを上の方にある「Mozilla *」に変更すれば,
以後 MacOS X版の Mozilla で起動されます。






手作業でプロファイルを削除する場合は、「13-5. プロファイルデータの場所」を参考にデータの実体を探して削除してください。 (但し、プロファイルひとつひとつを削除してもプロファイルのリストにはプロファイルの名前が残ります。 可能な限り、Profile Managerを使って削除してください)
使うプロファイルを選択してから Start Mozilla ボタンをクリックしてください。
Work Offline をチェックしておくと、起動時にオフラインモードとなります。 プロファイルを作成した直後の起動は mozilla.org へアクセスしますが、ここでオフラインモードにするとそのアクセスがありません。
プロファイルのデータが保存される場所は各プラットフォームで異なります。 プロファイルは下記の表の場所に保存されます。
| プラットフォーム | 場所 | |
|---|---|---|
| Windows | 2000/XP | C:¥Documents and Settings¥<ログオンユーザ名>¥Application Data¥Mozilla¥Profiles |
| NT | C:¥Winnt¥Profiles¥<ログオンユーザ名>¥Application Data¥Mozilla¥Profiles | |
| 95/98 | Windowsのログオンユーザ環境をパスワードで区別する設定が...
|
|
| ME | C:¥Windows¥Profiles¥<ログオンユーザ名>¥Application Data¥Mozilla¥Profiles | |
| Linux(UNIX系OS) | ~/.mozilla | |
| MacOS 9 | Documents(書類):Mozilla:Profiles: | |
| MacOS X | ~/Library/Application¥ Support/org.mozilla.Mozilla/Profiles | |
上記の場所にプロファイル名と同じ名前のディレクトリが作成されます。 (どのような名前のプロファイルがあるかを知るためには、Profile Manager を起動してください) 更にそのディレクトリの中に ????????.slt という書式でランダムな英数字の名前のディレクトリが作成されます。 実際のプロファイルデータはその ????????.slt ディレクトリの中に保存されます。 (このランダムな英数字名があるためにプロファイルへのフルパスを類推する事が簡単でなくなります。これはセキュリティの役目を果たします)
たとえば、Linux などの UNIX系OS でプロファイル名が "release-1.0-jajp" ならば ~/.mozilla/release-1.0-jajp/kzxvatcr.slt/ のようになります。
Windows2000 でプロファイル名が "release-1.0-jajp" ならば、"C:¥Documents and Settings¥tamcat¥Application Data¥Mozilla¥Profiles¥release-1.0-jajp¥ogc8x2hw.slt" のようになります。
Profile Managerを使ってプロファイルを新たに作成する段階で、プロファイルを保存する場所を指定することができます。 その場合は上記の表で示された場所以外になります。
Mozillaをベースとした Netscape 6 の比較的に新しいバージョンと Netscape 7 は、Mozillaと同じように上記の場所にプロファイルデータを作成します。
プロファイルディレクトリには幾つかのディレクトリとファイルが作成されます。
| ディレクトリ名 | 説明 |
|---|---|
| Cache | ディスクキャッシュファイルを保存するディレクトリです。通常はこの中を見る必要はありません。 |
| chrome | ユーザが選択している Theme や Languages and Content Pack の情報や、ユーザスタイルシートファイルを保存するディレクトリです。ユーザスタイルシートを作成するときには、このディレクトリへ作成します。 |
| ImapMail | IMAP Mail 用のメールアカウントを設定すると作成されるディレクトリです。IMAP Mailのデータが保存されます。通常はこの中を見る必要はありません。 |
| POP3 Mail 用のメールアカウントを設定すると作成されるディレクトリです。POP3 Mailのデータが保存されます。通常はこの中を見る必要はありません。 | |
| News | Internet Newsgroup 用のアカウントを設定すると作成されるディレクトリです。Internet Newsgroup のデータが保存されます。通常はこの中を見る必要はありません。 |
| ファイル名 | 種類 | 説明 |
|---|---|---|
| ランダムな数字8桁+".s"(例えば 23436830.s) | password | パスワードマネージャが管理するファイルです。 |
| ランダムな数字8桁+".w"(例えば 87364812.w) | form | フォームマネージャが管理するファイルです。 |
| abook.mab | address | アドレス帳データベースファイル |
| bookmarks.html | bookmark | ブックマーク |
| cert7.db | security | クライアント証明書のデータベースファイル |
| cookies.txt | cookie | クッキーファイル |
| cookperm.txt | cookie | クッキーを許可/禁止するサイトの情報ファイル |
| downloads.rdf | download | ダウンロードマネージャの処理データファイル |
| history.dat | history | URL 履歴データベースファイル |
| history.mab | address | 収集アドレス帳データベースファイル |
| key3.db | security | 証明書マネージャのデータファイル |
| localstore.rdf | system | 各ウィンドウの大きさや位置、その他の属性を保存するファイル |
| mimeTypes.rdf | system | MIME Typeファイル |
| panacea.dat | mail , news | Mail や Newsgroup の情報キャッシュデータベースファイル。各アカウントに対するフォルダや未読/既読情報を保存する。 |
| panels.rdf | sidebar | Sidebarパネルの設定を保存するファイル |
| prefs.js | system | Mozilla の設定を保存するファイル。JavaScript で記述されている。 |
| search.rdf | sidebar | Sidebar パネル内の検索プラグインタブのカテゴリファイル |
| secmod.db | security | セキュリティモジュールデータベースファイル |
| URL.tbl | form | フォームデータを適用したサイトのリスト |
| user.js | system | ユーザ設定ファイル。これは Mozilla 自身は作成しないファイルで、ユーザが独自の設定を行うときに作成するファイルです。ここに記述された設定が prefs.js へ取り込まれます。 |
| "XUL.mfl" , "XUL FastLoad File" , "XUL.mfasl" | system | XUL Fastload ファイル。コンパイル済みJavaScirptコードなどを含みます。 |
| "Invalid.mfasl" , "Aborted.mfasl" | system | XUL Fastload に問題が発生した時に作成されることがあります。 |
| ファイル名 | 種類 | 説明 |
|---|---|---|
| "appreg" , "registry.dat" , "registry" | system | Mozillaのプロファイルに関係する情報を保存するファイル。 |
| ファイル名 | 種類 | 説明 |
|---|---|---|
| "mozver.dat" , "Component Registry" , "component.reg" | system | Mozillaのコンポーネントに関係する情報を保存するファイル。 |
| MozillaUninstall.exe | system | Mozilla アンインストール実行ファイル(Windwowsのみ) |
| ディレクトリ/ファイル名 | 種類 | 説明 |
|---|---|---|
| メールアカウント名ディレクトリ | ディレクトリ | メールアカウント毎に作成されるディレクトリ。 |
| Drafts , Inbox , Sent ... など拡張子が無いファイル | ファイル | それぞれ、下書き, 受信メッセージ, 送信済みメッセージなどの実体が保存されるファイル。 |
| *.msf | ファイル | メール要約ファイル。メッセージのタイトルや送受信者名などの情報だけをもつデータベースファイル。 |
| rules.dat | ファイル | メールフィルタファイル |
| popstate.dat | ファイル |
| ディレクトリ/ファイル名 | 種類 | 説明 |
|---|---|---|
| ニュースアカウント名ディレクトリ | ディレクトリ | ニュースアカウント毎に作成されるディレクトリ。 |
| ニュースアカウント名+".msf"(例えば news.mozilla.org.msf) | - | - |
| ニュースアカウント名+".rc"(例えば news.mozilla.org.rc) | - | 登録したニュースグループと既読情報 |
| ニュースグループ名+".msf"(例えば netscape.public.mozilla.browser.msf) | - | ニュース要約ファイル。メッセージのタイトルや送受信者名などの情報だけをもつデータベースファイル。 |
| hostinfo.dat | - | 利用可能なニュースグループの一覧情報。 |
プロファイル全体をバックアップしておいて後で元に戻すのは、Mozilla の仕組みの都合でかなり難しい作業です。 一方、プロファイルの一部分だけ... 例えばブックマークだけ、アドレス帳だけなどというような部分的なバックアップはプロファイル全体をバックアップすることに比べると比較的に簡単です。
部分的なバックアップと復元には幾つか方法があります。 しかしそのどれもが公式に認められている方法ではないことに注意してください。 以降で説明する方法は、著者の少ない経験の中で得たものです。 確実に処理できる保証はありません。
バックアップと復元は必ず Mozilla を完全に終了させた状態で行ってください。 また、prefs.js などのファイルをエディタで編集する場合がありますが、prefs.js は UTF-8 で記述されていますので UTF-8 に対応しているエディタを使用してください。
| 処理 | 手順 |
|---|---|
| 解説 | ブックマークは Bookmarks.html ファイルひとつだけに保存されますので、このファイルだけを操作してください。 ブックマークだけでなく、cookies.txt , cookperm.txt , history.dat , mimeTypes.rdf など単一ファイルで閉じていると思われるものも、同様の操作ができると思われます。 |
| バックアップ |
|
| 復元 |
|
| 処理 | 手順 |
|---|---|
| 解説 | アドレス帳は abook.mab, history.mab の二つが標準で作成され、さらにユーザがアドレス帳を追加作成している場合には abook-1.mab , abook-2.mab などの名前でファイルが作成されます。更に、prefs.js 内にアドレス帳の登録情報が記録されますので、アドレス帳の実体である *.mab ファイルと prefs.js 内の登録情報の両方を操作する必要があります。 LDAPサーバの設定も類似した考え方で操作できると思われます。 |
| バックアップ |
|
| 復元 |
|
| 処理 | 手順 |
|---|---|
| 解説 | メールとニュースのデータのバックアップを取り、新しく作成した別のプロファイルへバックアップ内容を復元する方法を紹介します。 |
| バックアップ |
|
| 復元 |
|
異なるバージョンの Moizlla を一緒にインストールしておいて使い分ける場合や、あるいは Netscape 6/7 と Mozilla を併用する場合にはプロファイルを分ける必要があります。 (詳しくは「別のバージョンの Mozilla と一緒に使いたい場合」や「Netscape 6/7 と一緒に使いたい場合」を参照ください。)
なお、高速起動モード(QuickLaunch)を有効にして Mozilla を常駐させたまま、常駐させた Mozilla を起動するのに使ったプロファイルとは異なるプロファイルを使って Mozillaを起動するとトラブルの原因となる可能性がありますのでご注意ください。
Profile Manager を使ってプロファイルを追加作成してください。
たとえば、通常は Mozilla 1.0 RC2 に日本語パックを導入して日本語化して使い、そこへ評価の為に Mozilla の nightly build を使おうとするならば、Mozilla 1.0 RC2 用のプロファイルとして "Mozilla-1.0-rc2-jajp" という名前のプロファイルを作り、nightly build 用には "mozilla-nightly" という具合にしましょう。 仮に nightly build を評価しているときに問題が発生してプロファイルの再作成が必要になったとしても、Profile Manager を使って "mozilla-nightly" を削除して再び作り直せば良いです。 Mozilla 1.0 RC2 用のプロファイル "Mozilla-1.0-rc2-jajp" にはなんら影響はありません。
同じ要領で、Netscape 6 用に "netscape6" Netscape 7 PR1用に "netscape7-pr1", Mozilla RC2 と RC3 のそれぞれに "moz-rc2" "moz-rc3" というようにプロファイルを作っておくと、相互に影響を与えることなく使い分けることができます。
プロファイルを指定して Mozilla を起動する方法については「プロファイルを指定して Mozilla を起動する」をご覧ください。
プロファイルを指定して Mozilla を起動する方法はいくつかあります。
プロファイルが複数ある状態で単純に Mozilla を起動すると、Navigator や Mail & Newsgroups ではなく Profile Manager が起動します。 プロファイルを選択して起動してください。
Windows や Linux などのようなコマンドラインから実行ファイルを指定して Mozilla を起動することができるプラットフォームでは、起動引数 -P を使ってプロファイルを指定することができます。 起動引数 -P の後に "プロファイル名" を指定してください。 例えば Windows で "mozilla-nightly" という名前のプロファイルを指定する場合は以下のようになります。 (Mozilla の nightly build を C:¥mozilla¥nightly へインストールしている場合)
Windows であれば、ショートカットのプロパティを開いてリンク先欄の所に起動引数を追加すると便利です。