第四部 Mozillaの設定

目次


第16章 Preferences - Mozillaの設定について

ここでは Mozilla の Preferences(設定)について説明します。

Windows

設定を行うには、メニューから [Edit] → [Preferences] と操作して Preferences ダイアログボックスを表示してください。

MacOS X

設定を行うには、メニューから [Mozilla](Application Menu) → [Preferences...] と操作して Preferences ダイアログボックスを表示してください。

Linux

設定を行うには、メニューから [Edit] → [Preferences] と操作して Preferences ダイアログボックスを表示してください。

16-1. Appearance(表示)

Appearanceカテゴリでは主に Mozilla の見た目に関する設定を行います。

Appearance(表示)

Preferences Appearance

When Mozilla starts up, open(Mozillaが起動したときに表示)

Mozillaを起動したときに表示する機能を選択します。 通常は Navigator で良いですが、必要であれば Mail & Newsgroups などを選択してください。

Show toolbars as(ツールバーの見え方)

ツールバーを画像とテキスト(Pictures and text)にするか、画像のみ(Pictures only)にするか、テキストのみ(Text only)にするかを決定します。

Show Tooltip(ツールチップを表示)

Mozilla Navigator の Navigation Toolbar などのボタンの上にマウスのポインタを重ねておくと、小さな短冊のような形で短い説明が表示されます。 (形はプラットフォームで異なります)その表示の ON/OFFを設定します。 通常は ONで良いでしょう。

Show Web Site Icons(Webサイトのアイコンを表示)

Webサイトによってはサイトのアイコンを用意しているところがあります。 用意がされているサイトへ Mozillaでアクセスすると、URLバーの右端にそのアイコンを表示することができます。 通常は ON で良いでしょう。

Resize large images to fit in the browser window(大きな画像を縮小表示する)

ここにチェックをつけると、ブラウザで画像を表示する際にブラウザより画像のサイズが大きかったら、それを縮小表示します。

Fonts(フォント)

Preferences Fonts

Fonts For(言語用のフォント)

Webページの表示に用いるフォントを設定します。

フォントの設定は言語ごとに行われますので、利用する言語ごとにフォントサイズの設定を行ってください。 たとえば、日本語を主につかうならば Fonts for の右隣にある言語欄を Japanese に変更してから Proportional(プロポーショナル:文字毎に幅が異なるフォント)と Monospace(モノスペース:文字の幅が同じ。等幅フォントと呼ばれます)のフォントサイズを調整してください。ここでの設定は、スタイルシートのfont familyに反映されます。

さらに Proportional で用いるフォントの種類を Serif(明朝体風)と Sans-Serif(ゴシック体風)のいずれかから選択してください。 必要ならば Serif と Sans-Serif のそれぞれに対して具体的にフォントの種類を設定してください。

Minimam font size欄は最小のフォントサイズを設定する欄です。 webページを表示する際、ここで設定されたサイズ以下の文字もこのサイズに揃えられます。

Allow documents to use other fonts(他のフォントを使用する)

上記で指定したフォンと以外のフォントをWebページで使用することを許可するかしないかの項目です。 この項目を OFFにすると、上記で設定したフォントのみを使って Webページを表示します。

Display resolution(画面の解像度)

画面の解像度を指定する項目です。

Color(配色)

Preferences Color

Text and Background(テキストと背景)

Webページの文字とその背景色を指定します。 Webページ内で特に指定が無い場合に、この設定の色を使って表示します。 通常は変更する必要はないでしょう。

Link Colors(リンクの色)

Webページ内でリンクが設定されている部分の色とその背景色を指定します。 Webページ内で特に指定が無い場合に、この設定の色を使って表示します。 Underline links を OFFにすると、リンクが設定された部分に下線がつかなくなります。 通常は変更する必要はないでしょう。

When a web page provides its own colors and background(Webページが独自の配色と背景を提供する場合)

Webページ内で配色と背景が設定されている場合に、その配色設定を採用するか、あるいは上記で設定した配色を用いるかを選択します。 通常は "Always use the colors and background specified by the web page" のままで変更する必要はないでしょう。

Themes(テーマ)

Preferences Themes

Theme to use(使用するテーマ)

Theme機能を使い Mozilla の見た目を変更することができます。 ここではインストール済みの Themeのリストが表示されますので、お好みの Themeを選択してください。

Languages/Content(言語/コンテンツ)

Preferences Languages/Content

Installed content packs(インストールされているコンテンツパック)

Mozillaにインストールされているコンテンツパックの一覧が表示されます。 現在使用しているコンテンツバックを切り替えたい場合には選択し、Mozillaを再起動します。

Installed language packs(インストールされている言語パック)

Mozillaにインストールされている言語パックの一覧が表示されます。 現在使用している言語バックを切り替えたい場合には選択してからMozillaを再起動します。

例えば英語の状態から日本語へ切り替える場合は、まず日本語パックをインストールしておいてから "Installed language packs" にて "Japanese(Japan)"を選択し、そして Mozilla を再起動してください。 日本語から英語に戻すときも同様の手順で進め、"English(US)" を選択してください。


16-2. Navigator

Navigatorカテゴリでは主に Webブラウザの機能に関する設定を行います。

Navigator

Preferences Navigator

Display on(新規画面の表示)

新規画面が表示された場合の動作を決定します。"Navigator Start up"では、Navigator起動時に表示される画面を決定します。"New Window"では、新規にウィンドウを開いたとき、 "New Tab"では、新規にタブを開いたときに表示される画面を決定します。それぞれ、"Blank page"では、空白ページを、"Home page"では、ホームページとして 指定されたページを、"Last page visited"では、終了直前または新規画面を開く直前のページを表示します。

Home Page(ホームページ)

ここで設定された Webページが Mozilla のホームページになります。 Personal Toolbar の [Home]ボタンをクリックした時や上記の項目で Home page を選択した場合の起動時に、この Webページを表示します。

Select the buttons you want to see in the toolbars(ツールバーに表示するボタンを選択)

Navigation Toolbar や Personal Toolbar に表示するボタンの種類を設定します。

History(履歴)

Preferences History

Browsing History(閲覧の履歴)

Webページへアクセスした履歴を何日分まで保存しておくかの日数を設定します。 右隣にあるボタンをクリックすると履歴を消去できます。

Location Bar History(Location Bar の履歴)

Location Bar(URLバーとも言います)は入力された URLを記憶しますが、このボタンをクリックすると記憶した URLを消去します。

Languages(言語)

Preferences Languages

Webサイトによっては、同じ内容のページを幾つかの言語で記述している場合があります。 (例えば英語と日本語) その場合、Webページ内に言語ごとのリンクがあり Webページを見る人が任意の言語の Webページを選択するというように Webページがデザインされています。 しかし、ある仕組みを Webサイト(Webサーバ)側が準備している場合は適切な言語の Webページを自動的に選択して見ることができます。

Content Negotiation と呼ばれるその仕組みは、WebブラウザからWebサーバへ送られてくる要求の中に言語や文字コード情報が含まれている場合に、その情報に見合った Webページを Webサーバが選択して Webブラウザへ送信するものです。

この仕組みは、Webサーバ側が機能するように設定されていること、Webページが適切に準備されていること、そして更に Webブラウザ側でも言語情報や文字コード情報が設定されていなければなりません。 正しく設定していない場合は最も必要とするもの以外のページを受け取る可能性があります。 (例えば日本語の設定を追加していなければ、日本語のページが準備されているのにも関わらず英語のページを受け取ってしまうかもしれません)

Languages for Web Pages(Webページの言語)

Webページに利用する言語を設定します。 この情報は Webサーバに対して Accept-Language として送信され、Webサイト側で応答可能であればその言語情報を元に Webページを選択して Webブラウザに対して送信します。

言語は複数選択し、優先順位を設定することができます。 言語を追加する場合は、Addボタンをクリックして言語をリストから選択して追加してください。 言語に優先順位を設定する場合は変更したい言語を選択したのちに Move Up/Down ボタンを使って言語リストの順番を並び替えてください。

Character Coding(文字コード)

Webページに用いる文字コードを設定します。 この情報は Webサーバに対して Accept-Charset として送信され、Webサイト側で応答可能であればその文字コード情報を元に Webページを選択して Webブラウザに対して送信します。

なお、ここで設定された文字コードは Mozilla Composer で Webページを作成するときの文字コードにもなります。

Helper Applications(ヘルパーアプリケーション)

Preferences Helper Applications

Specift which application should handle each file type(ファイルタイプごとに使用するアプリケーション)

数多くある Webコンテンツのファイルの種類ごとに、そのファイルを開くために使用するアプリケーションを設定する項目です。

Opening files(ファイルを開く)

以前にファイルのダウンロードダイアログボックスにてファイルを開くときに "Always ask before open this type of file"(このタイプのファイルを開く前に常に尋ねる)のチェックを外した設定を取り消すことができます。 つまり、ふたたび「尋ねるように」なります。

Plug-in Finder service(Netscape Plug-in Finder Serviceを利用する)

ここにチェックをつけると、必要なプラグインがない場合、自動的にNetscape Plug-in Finder Serviceを 使うようになります。

Smart Browsing

Preferences Smart Browsing

Internet Keywords(インターネットキーワード)

Internet Keywordsを利用するかどうかを決めます。ここにチェックを入ると、URLバーに単語を入力した場合、まず、netscape.comのリストから、その単語に該当するものを探し、 そのリストにあるwebサイトにリダイレクトします。もし、それにない場合は、現在はAOLのサーチエンジンに リダイレクトされます。ここにチェックを入れた場合、Domain Guessingよりも優先されて動作します。

Location Bar Autocomplete(Location Bar 自動補完)

URLバー(Locationバー)に入力した URLを自動的に補完します。

Domain Guessing(ドメインの補完)

Internet Keywordsにチェックがなかった場合、ここにチェックを付けると、URLバーに単語が入力されると、 その単語をドメインとみなし、前後に"www"や、"com"を補完して、そのサイトに飛びます。

Internet Search(インターネット検索)

Preferences Internet Search

Default Search Engine(デフォルトで使用する検索エンジン)

Mozillaで利用する検索サイトのデフォルトのサイトを選択します。 ここで選択された検索サイトは、Sidebar - Searchタブを使う場合のデフォルトの検索サイトになります。 また URLバーに検索するキーワードを入力した後に右隣にある Searchボタンをクリックした場合も、このデフォルトの検索サイトを使って検索が実行されます。

Search Results(検索結果)

検索結果が得られた場合に Sidebarの Search タブを開くかどうかを設定します。

Sidebar Search Tab Preferences(Sidebar 検索タブの設定)

Sidebar の Searchタブの表示を簡易にするか詳細にするかを選択します。 簡易(Basic)にするとデフォルトの検索エンジンのみを利用することになり、詳細(Advanced)を選択した場合はインストールされている検索プラグインを任意で選択して使用することが出来ます。

Tabbed Browsing(タブブラウズ)

Preferences Tabbed Browsing

Tab Display(タブの表示)

タブ表示に関する設定です。

Hide the tab bar when only tab is open(タブが一つのときタブバーを隠す)を ON にすると、タブが一枚だけの場合はタブ表示を行いません

Load links in the background(バックグラウンドでリンクを読み込む)を ON にすると、リンクに対して新しくタブを開くときにそのタブに切り替わらず、バックグラウンドでリンク先をタブに読み込みます。

Open tabs inserted of windows for(ウィンドウの代わりにタブを開く)

ウィンドウを開く代わりにタブで開くための設定です。

"Middle-click or control-click of link in a Web page" を ON にすると、マウスの中ボタンでリンクをクリックするか controlキーを押しながらリンクをクリックした場合にはタブでそのリンクを開きます。

"Control+Enter in the Location bar" を ON にすると、URLバーに URLを入力した後に Controlキーを押しながら Enterキー(リターンキー)を押した場合に、タブでそのURLを開きます。

Downloads(ダウンロード)

Preferences Downloads

When starting a download(ダウンロードの際の挙動)

web上からデータをダウンロードする際の挙動を決めます。"Open the donload manager"を選択した場合、Download Managerを利用するようになります。"Open a progress dialog" を選択した場合、Progress Dialogを利用します。"Don't open anything"では、ダウンロードする際に、何も表示しません。


16-3. Composer

Composerカテゴリでは主に Composer の動作に関する設定を行います。

Composer

Preferences Composer

Recent Pages Menu("最近のページ"のメニュー)

Composer を使って最近操作したファイルをいくつまで覚えておくかという設定です。

When Saving or Publishing Pages(ページを保存するか公開するときに実行)

Composerを使って操作したページを保存するときや、Webサイトへページを公開するときに実行する事柄を設定します。

"Retain original source formatting"(元々の形式を維持する)か "Reformat HTML source"(HTMLソースを再整形する)のいずれかを選択してください。

必要に応じて以下の項目を設定してください。

Table Editing(表の編集)

テーブル(表)を編集においてセルを挿入あるいは削除する際に表のレイアウトを維持するかどうかを選択してください。

Cascadeing Style Sheets(CSS) Editing(カスケーディングスタイルシートによる編集)

テキストへの色設定やフォントのサイズ設定などを、HTML要素とその属性で表現するかカスケーディングスタイルシート(CSS)を使って表現するかを選択することができます。 CSSを使う場合は 有効にしてください。

New Pages Setting(新しいページの設定)

Preferences New Pages Setting

Auther(作成者)

ページ作成者の名前を設定してください。

Default Page Appearance(デフォルトのページ配色)

作成する Webページに対して配色を設定するかどうかを選択してください。

Toolbars(ツールバーの設定)

Preferences Toolbars

ツールバーの設定を行います。"Show these buttons in the Compotion Toolbar"は、ツールバー上段の、ファイルや全体の構成に関するバーの設定を行います。 "Show these buttons in the Formatting Toolbar"は、テキストのフォーマットに関するツールバーの設定を行います。


16-4. Mail & Newsgroups(メール&ニュースグループ)

Mail & Newsgroups カテゴリでは主にメールとニュースグループの機能に関して設定を行います。

Mail & Newsgroups(メール&ニュースグループ)

Preferences Mail & Newsgroups

General Settings(一般設定)

Select the window layout you prefer for Mail(メールウィンドウのレイアウトを選択)では、メールウィンドウのレイアウトを2タイプから選択できます。 右の例を参考にしてください。

必要に応じて以下の項目を設定してください。

When new messages arrive(新しいメールが到着したとき)に、その事をどのようにして通知して欲しいかを設定してください。 play a sound(音を鳴らす) show an alert(アラートを表示する)から選択することができます。

Mail Start Page(メールのスタートページ)

Mozilla Mailを起動したときに、Webページをスタートページとして表示するかどうかを設定してください。 ダイアルアップ環境などの常時接続でない環境では、無効にしておくほうが良いでしょう。

Select the buttons you want to see in the toolbar(ツールバーに表示するボタンを選ぶ

ツールバーに表示するボタンを選びます。ここで設定しなくても、"Get Mngs"、"Compose"などのボタンは、ツールバーに表示されます。

Windows(ウィンドウの設定)

Preferences Windows

画面の構成に付いて設定します。"Select the windows layout you prefer"は、3ぺインの組み方を決定します。 "When opening messages, dispaly them in"は、メッセージを新規のウィンドウで表示するか、下段のウィンドウで表示するかを 決定します。

Message Display(メッセージの表示)

Preferences Message Display

メッセージの表示に関する設定を行います。

Plain Text Messages(テキストメッセージ)

テキスト形式のメールの見え方に関する設定を行うものです。 (HTMLメールではありません)

"use this font when displaying plain text messages"(テキストメッセージの表示にこのフォントを使う) では "Fixed width font"(固定幅フォント) "Variable width font"(可変幅フォント)のいずれかを選択してください。

"Use the folowing settings when displaying quote plain text messages"(引用したテキストメッセージの表示設定)については、 "Style"(スタイル) "Size"(サイズ) "Color"(色)を選択することができます。

"When ciewing plain text messages"(テキストメッセージを表示する時)では "Wrap text to fil window width"(ウィンドウ幅に合わせて改行する) や "Display emoticons as graphics"(顔文字を画像で表示する) などの設定を行うことができます。

Languages(言語)

メールを表示する際にデフォルトとして使用する文字コードを設定します。

主に日本語を使うならば Character Coding(文字コードセット)で Japanese (ISO-2022-JP) を選択してください。

"Appley default to all messages"(デフォルトの文字コードを全てのメッセージに適用)は、通常 OFF で構いません。

Notifications(メッセージがきた場合の動作)

Preferences Notifications

メッセージが届いた場合、音を鳴らすかを決定します。

Composition(作成)

Preferences Composition

メッセージの作成に関する設定を行います。

Forwarding and Replying to Messages(メッセージの転送と返信)

"Forward messages"(メッセージを転送) では、メッセージを転送するときの形式を選択します。 "As Attache"(添付ファイルとして) "Inline"(本文への引用として)のいずれかから選択してください。

"Automatically quote the original message when replying"(返信時に自動的にメッセージを引用する) では、返信時の引用形式を設定することができます。 以下のいずれかから選択してください。

Composing Messages(メッセージの作成)

"For messages that contain 8-bit characters, use "quoted printable" MIME encoding...." は、日本語など 8-bitコードを含むメッセージを送信する際にquoted printable 処理を施して送信するための設定です。 通常は OFF のままでよいと思います。

"Wrap plain text messages at [ ] characters" は、作成するメッセージの行の改行位置を設定するものです。 メッセージ受信者の環境よっては横に長い行が読みにくいこともあるなどの理由により、慣習として 72 文字程度で改行することが多いです。 (より短い改行を好む人もいます)

"Character Coding"(文字コード) はメッセージを作成するときに文字コードです。 主に日本語を使うならば "Japanese (ISO-2022-JP)"(日本語 ISO-2022-JP)を選択してください。

"Default for HTML Messages"は、HTMLメッセージを書く際の、デフォルトのフォントのフォーマットを指定します。

Send Format(送信形式)

Preferences Send Format

Send Format(送信形式)

メールを送信する際の形式を選択します。 以下のいずれかから選択してください。

HTMLメールを処理しないメールソフトもありますので、送り先が HTMLメールでも大丈夫であることが判っていない場合は テキストが送信されるようにしてください。 (2番目か4番目を選択)

HTML and Plain Text Domains

この項目では、メールアドレス毎に HTML 形式とテキスト形式のどちらでメッセージを送信するかをあらかじめ設定しておくことができます。 "HTML Domains"(HTML) "Plain Text Domains"(テキスト)のぞれぞれにメールアドレスを追加してください。

Addressing(アドレス帳)

Preferences Addressing

Email Address Collection(電子メールのアドレス収集)

ここの"Add email adrresses to my"にチェックを付けると、送信したメールのアドレスを自動的にアドレス帳に追加します。"Personal Address Book"では、個人のアドレス帳に収集したメールアドレスを追加します。 "Collected Addresses"では、メールアドレス収集用のアドレス帳に追加していきます。

Address Autocompletion(アドレス自動補完)

メッセージにアドレスを設定するとき、入力途中の内容を元にアドレス帳など検索し該当するアドレスを探し出して、入力途中のアドレスを保管します。 その検索先を設定する項目です。 "Local Address Books"(ローカルのアドレス帳)や "Directory Server"(ディレクトリサーバ) を選択してください。 ディレクトリサーバを有効にした場合は、更に LDAPサーバに関する設定ダイアログボックスが表示されます。

Labels(ラベル)

Preferences Labels

Customize Labels(ラベルのカスタマイズ)

ラベルの色を設定することができます。右下の"Restore Defaults"で、デフォルトに戻せます。

Return Receipts(受信確認)

Preferences Return Receipts

Return Receipts(受信確認)

メッセージを送信した相手の受信確認が必要であれば、"When sending messages, always request a return receipt."(メッセージ送信時に受信確認を要求する)を有効にしてください。 (但し、相手のメールソフトやその設定によっては受信確認を期待できない場合もあります)

"When a receipt arrives"(受信確認が到着したとき)は以下のいずれかを選択してください。

"When I receive a request or a return receipt"(受信確認の要求を受け取ったとき) は以下のいずれかを選択してください。

また、"Allow return "を選択した場合は、それぞれ"If I'm not in the To or CC of the message(宛先、またはCCに自分のアドレスが含まれていない)"、 "If the sender is outside my domain(送信者が自分のいるドメインにいない)"から、それぞれ動作が選択できます。"Ask me"、"Always send"、"Never send"から選んでください。


16-5. Privacy & Security(プライバシとセキュリティ)

Privacy & Security カテゴリでは、Webページの Form入力を支援する Form Manager やクッキーや画像の管理を行う Cookie Manager/Image Manager などを使用するかどうかの設定を行います。 暗号化通信(SSL)に関する設定もあります。

Cookies(クッキー)

Preferences Cookies

Cookie(クッキー)の処理方法を設定します。 下記のいずれかを選択してください。

上記の"privacy settings"からは、クッキーの受入、拒否について、P3Pに基づいた 設定が行えます。簡単にいうと、"Firts party(現在訪れているサイトのドメイン)"、"Third party(現在ブラウザで表示しているサイト以外のドメイン、例えば、広告など)"からのクッキーを、 サイトを訪れている人の同意があるかないかによって、受け入れたり、拒否したりすることが出来ます。

"Disable cookies in Mail & Newsgroups(クッキーをMail & Newsgroupsで使わない)"、"Ask me before storing a cookie"(Cookieを受け入れる前に警告画面を表示) "Limit maximum lifetime of cookies to"(cookieの最大有効期限)を設定することもできます。


Images(画像)

Preferences Images

Webページに含まれる画像の扱いに関する設定を行うことができます。

Image Acceptance Policy(画像の扱いのポリシー)

Webブラウザが画像を表示するかどうかを設定することができます。 以下のいずれかを選択してください。

"Do not load remote images in Mail & Newsgroups message"にチェックを付けると、メールやニュースグループからリンクされた画像データを 読み込みません。一般にこういう形で画像をダウンロードさせ、個人の動向を取得することは"Web バグ"とよばれ、プライバシー上問題がありますので、 ここにチェックを付けることをお勧めします。

右下の"Manage Image Permission"からは、Image Managerで、拒否したサイトの一覧を見ることが出来ます。ここで、その設定を削除することが出来ます。

Animated images should loop(アニメーション画像の繰り返し方法)

アニメーション画像の繰り返し処理を何度行うか設定することが出来ます。 以下のいずれかを選択してください。

Popup Windows(ポップアップウィンドウの制御)

Preferences Popup Windows

Popup Windows(ポップアップウィンドウの制御)

"Block unriquested popup windows" にチェックを入れると、広告など、ユーザの操作とは別に自動的にポップアップするウィンドウをブロックすることが出来ます。右の "Allowed Site" で、自動的にウィンドウがポップアップするサイトを指定できます。 ただし、ここにチェックが入っていても、Java Scriptなどを使って、ユーザの意思で新しいウィンドウを開くことができます。

"Play a sound" にチェックを入れ、音声データを指定すると、ポップアップウィンドウをブロックした場合、指定した音がなります。 "Display an icon in the Navigator status bar" にチェックをいれると、 ポップアップウィンドウをブロックした際に、ステータスバーの右側にエクスクラメーションマークを出すようになります。

Forms(フォーム)

Preferences Forms

Form Manager(フォームマネージャ)

Form Manager を使うと HTML form に入力された内容を記録し、必要なときに記録した内容を再利用するという事ができます。

Form Managerを使用する場合はこの設定を有効にしてください。

"Manage Stored Form Data"をクリックすると、入力されたデータの編集が出来ます。"Manage Sites"では、入力フォームのデータの保存を拒否した サイトの編集が出来ます。

Passwords(パスワード)

Preferences Passwords

Password Manager(パスワードマネージャ)

Password Manager を使うと HTML form に入力されたパスワードを含むログイン情報を記録し、必要なときに記録した内容を再利用するという事ができます。

Password Managerを使用する場合はこの設定を有効にしてください。

"Manager Stored Passwaords"では、今まで保存したパスワード、またはパスワードの保存を拒否したサイトの編集が出来ます。ただし、ここでは、保存したパスワードを 見ることは出来ません。

Encrypting versus Obscuring(暗号化と隠蔽)

コンピュータに記録されるログイン情報などの秘密にしておきたいデータに暗号化処理を施して保護します。 マスターパスワードの機能を使ってマスターパスワードが設定されていない場合は、マスターパスワードの設定が始まります。

Master Passwords(マスターパスワード)

Preferences Master Passwords

第16章 Preferences - Mozillaの設定について」-「16-5. Privacy & Security(プライバシとセキュリティ)」-「Passwords(パスワード)」の「Encrypting versus Obscuring(暗号化と隠蔽)」が有効に設定されている場合にマスターパスワードが必要となります。

マスターパスワードとは、Password Manager で保存したパスワード情報へアクセスするためのパスワードです。 Password Manager に保存したパスワード情報を守るために、設定するマスターパスワードは質の良いものを設定してください。

Change Master Password(マスターパスワードの変更)

設定されているマスターパスワードを変更します。

Master Password Timeout(マスターパスワードの有効期限)

マスターパスワードを必要とするタイミングや有効期限を設定します。

"The first time it is needed"(初めて必要になったとき)は、ブラウザを起動してから初めて Passwor Manager へ保存したパスワード情報を必要とする場面でのみマスターパスワードを要求されるようになります。 以降、ブラウザを終了するまで有効のままです。 保護能力としては一番低くなります。

"Every time it is needed"(必要なときに毎回)は、Passwor Manager へ保存したパスワード情報を必要とする場面で常にマスターパスワードを要求されるようになります。 一番慎重な設定です。

"If it has not been used for [ ] minutes or longer"(??分以上使用されなかったとき)は、操作されずに設定された時間が経過した場合に、マスターパスワードを再び要求するようになります。 設定される数値には小さい値を設定することをお薦めします。

Reset Master Password(マスターパスワードをリセットする)

入力したマスターパスワードやパスワード情報を削除します。

SSL(暗号通信レイヤ)

Preferences SSL

SSL Protocol Versions(SSLプロトコルバージョン)

利用する暗号の種類を選択します。SSL2、SSL3、 TLSの3種類を利用できます。"Edit Ciphers"では、利用できる暗号の方式を 選択できます。

SSL Warnings(SSLの警告)

ここでは、暗号化されたページに関して、警告を出すか否かを選択できます。"Loading a page that supports encryption"では、 SSLなどで暗号化されたページにアクセスする場合、警告を出します。"Loading a page that uses low-grade encryption"は、レベルの低い暗号(暗号化のキーが40bit)が使われているページにアクセスした場合、警告を出します。 "Leaving a page that supports encription"は、暗号化されたページから離れる場合に、警告を出します。"Sending form data from an unencrypting page to an unencrypted page"は、暗号化されていないページから入力データを送る場合に、警告を出します。 "Viewing a page with an encrypted/unencrypted mix"は、ページ内のデータが暗号化されたものと暗号化されていないものと混合していた場合、 警告を出します。

Certificates(証明書)

Preferences Certificates

Client Certificate Selection(クライアント証明書の選択方法)

証明書を発行するサイトがあった場合、それに対してどのように応じるかを決めます。

Manage Certificates(証明書マネージャ)

自分や、他の人、または各Webサイトなどの、今までに発行された証明書を閲覧、編集することが出来ます。

ここの"Your Certificates"タブから、自分の証明書を管理することができます。自分の証明書を取得するには、こちらの 認証局のリストからCA(証明書を発行する認証局) にアクセスし、手続きを経る事で、発行できます。中には、個人向けの格安の発行もありますので、ぜひとも御利用ください。"Other People's"では、個人で発行された証明書を、 "Web Sites"では、Webサイトから発行された証明書を閲覧、編集できます。"Authorities"では、証明書を発行する 認証局について、管理できます。ただし、ここのリストに掲載されている事は、必ずしも完全に信用できる、というわけではありません。 ユーザーの見識に基づいて判断してください。

証明書マネージャのタブから利用できる"Edit"は、その証明書の利用出来る範囲を決定できます。"This certificate can identify web sites"は、webサイトの証明において、"This certificate can identify mail user"では、メールの証明について、 "This certificate can identify software makers"は、ソフトの作成に関して、利用するようになります。

Manage Security Devices(セキュリティデバイスマネージャ)

上記証明書を保存する、PKCS #11を利用できるデバイスを管理します。 デバイスを利用するには、そのデバイスのマスターパスワードを通じて、ログオンしなければなりません。また、ここでFIPS を利用することもできます。FIPSとは、アメリカ合衆国政府が定めた、暗号モジュールの規格で、 アメリカ政府に販売される製品は、この規格に適合している必要があります。

Validation(検証)

Preferences Validation

CRL

CRL(証明書破棄リスト)を管理します。CRLは、 CAから取得することができる、無効になった証明書の事で、ここにある証明は、証明書として 利用できなくなります。導入は、証明局で手続きを経て行われ、ここでは、その管理を行えます。

OCSP

OCSPは、オンラインで自分や通信相手の証明書の有効性をオンラインでチェック出来るしくみです。 この設定は、3つあり、"Do not use OCSP for certificate validation"では、OCSPを利用しません。 "Use OSCP to validatate only certificates that specify an OSCP service URL"は、その証明書によって指定されているURL を通して、その証明書の有効性をチェックします。"Use OCSP to validatate all certificates using URL and signer" では、OSPLを利用するCAを選びます。ここに設定すると、証明を確認するたびに、 「応答署名者」を選択する事になります。証明書マネージャは、このチェックを通った 証明書しか、認めません。


16-6. Chatzilla(IRC クライアントの設定)

Mozilla付属のIRCクライアントであるChatzillaについて、設定します。

Chatzilla

Preferences Chatzilla

User Indefication(ユーザーに関する情報)

IRCサーバーに接続する際に使われる情報に付いて設定します。"Nick name"で、接続した際に利用する名前を決定します。 "User name"は、サーバーとやりとりする際に使われる名前を設定します。この名前は、"Nick name"と違って、実際にチャットの際には、利用しません。 逆に、"Nick name"は、サーバーの接続には利用せず、チャットのときのみ利用します。

"Discription"は、Whoisコマンドを投げられたときに、その説明文として利用されます。"What do these mean"には、これらの説明がかかれています。

Global Options(全体の設定)

"Allow aggressive notify (flashing window or bringing to top)"にチェックを付けると、自分の名前が呼ばれたり、Stalkingで設定した単語が使われた際に、 Chatzillaのウィンドウが最前面にあるときには、ウィンドウをフラッシュさせ、Chatzillaのウィンドウが最前面にないときには、Chatzillaのウィンドウを最前面にします。 "Collapse consecutive messages from the same source"にチェックを付けると、同一人物からの発言が連続してあった場合、その名前を一ヶ所にまとめます。 "Copy important messages to netwaork tab"は、自分の名前が呼ばれたり、Stalkingで設定した単語が使われた場合は、そのメッセージをサーバー接続の画面に まとめます。

"Automatically reconnect after a disconnect"は、なんらかの問題によって、サーバーから切断された場合、再び接続を開始します。 ただし、もちろん自分から切断した場合は、この限りではありません。"Enable color code escape characters"(詳細不明)。"Nickname complition string []" は、呼びかけたい相手の名前をTABキーで補間した際に、名前のあとに付けられる文字を設定します。ただし、ここは、マルチバイト文字を使えないので、シングルバイト文字に 限ります。

Startup(起動時の動作)

Preferences Startup

Chatzillaが起動した際の動作を制御します。

Autoload Script(起動時に自動的に利用されるスクリプト)

"Add"ボタンで、起動時に呼び出せるJavaScriptが設定できます。

Autoconnect servers, channnels and private message views(起動時に接続するサーバー、チャンネル

ここでは、起動時に自動で接続するサーバーの設定を行います。"Add"ボタンで、サーバ、またはクライアントビュー(クライアントビューとは、Chatzillaに関する情報を表示するビューのこと)の接続、起動が設定できます。サーバーの接続は、アドレスの他に、 チャンネル、またはニックネームの設定が出来ます。

Interface(インターフェイス)

Preferences Interface

Chatzillaのインターフェイスの設定を行います。

Tab Options(タブの設定)

"Create new tabs for private messages"にチェックをすると、プライベートなやりとりをする際に、新しいタブを開きます。その下の"Limit private message tabs limit to[]"で、 プライベートメッセージのタブの数を設定できます。"Focus Privete Message tabs when created"にチェックをすると、プライベートメッセージを呼びかけらた際に、そちらにフォーカスが 移ります。"Close tab when you leave a channel"にチェックを入れると、チャネルから抜けたときに自動的にタブを閉じます。

Scrollback Options(表示行数)

メッセージビューの表示行数に付いて設定します。"Cliant view[]"、"Network views[]"、"Message views[]"、"Private views[]"で、それぞれの ビューの表示行数を設定できます。これを越えたメッセージは、自動的に削除されます。

Appearance(画面の設定)

Preferences Appearance

Text Munger(表示テキストの設定)

表示されるテキストの設定を行います。チェックを付けた項目が有効になります。また、"Bugzilla bugs"にチェックを付け、"Bugzilla URL"に値を入れると、 "bug xxxx"といった入力があった際に、そのURLに対して、リンクが張られます。初期値は"http://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=%s" で、"%s"の箇所が、数字に置き換えられます。

Text Style(テキストの設定)

Chatzillaのテキストに適用するスタイルを決定します。定義されたものだけでなく、独自のスタイルシートも適用できます。

Stalking(ストーキング)

Preferences Stalking

Stalking(ストーキング)

重要なメッセージとして扱うための単語、または人名を入力します。ここにある単語がメッセージに現れた場合、重要なメッセージとして、Chatzillaのウィンドウが再前面にきたり、 Netwarok viewにコピーされたりします。(ChatzillaのGlobal Optionsで、重要なメッセージについて の設定が行われている場合に限ります )

Sound(音の設定)

Preferences Sound

Sound on new Private Message tab(プライベートメッセージが作られたときの音の設定)

新しくプライベートメッセージが作られたときの音を設定します。"No Sound"、"Single Beep"、"Double Beep"、"Custom sound file"から選択できます。 "Custom sound file"では、独自の音が設定できます。

Sound on existing Private Message tab(既にあるプライベートメッセージでの音の設定)

既にプライベートメッセージが作られている場合の音を設定します。"No Sound"、"Single Beep"、"Double Beep"、"Custom sound file"から選択できます。 "Custom sound file"では、独自の音が設定できます。

Sound on stalk word(s)(スーキングした単語の音の設定)

ストーキングの設定を行った場合の音を設定します。"No Sound"、"Single Beep"、"Double Beep"、"Custom sound file"から選択できます。 "Custom sound file"では、独自の音が設定できます。

16-6. Advanced(詳細)

Advancedカテゴリでは、Mozilla に関する詳細な設定を行います。

Advanced(詳細)

Preferences Advanced

Enable features that help interpret web pages(Webページで有効にする機能)

Sun Microsoft の Java Plugin など Mozilla へ対応している Java Plugin を導入すると、Mozilla でも Java Applet を利用することができるよになります。 導入した Java Plugin を使用可能な状態にする場合は、この "Enable Java" 設定を有効にしてください。

ftpサイトに対して個別のログインアカウントでアクセスせずに、匿名(anonymous)でアクセスする場合のパスワードを設定することができます。 デフォルトでは Mozilla が内蔵している特定の文字列をパスワードとして送信しますが、古くからのやりかたでは自分のメールアドレスをパスワードとして送信することが求められています。 パスワードとしてメールアドレスを送信するのであれば、"Send this email address as FTP password"の 設定を有効にしてメールアドレスを入力してください。

Scripts & Plugins(スクリプトとプラグイン)

Preferences Scripts & Plugins

Enable JavaScript for (JavaScriptを有効にする機能)

JavaScriptと呼ばれるスクリプト言語の有効/無効を設定することができます。 これは Navigator(Webブラウザ) Mail & Newsgroups(メール)のそれぞれについて設定します。

Webサイトの幾つかでは JavaScriptを使ってサービスを行っていますので、そのような場面では必要です。 しかし、JavaScriptを使ったイタズラ(Webブラウザのウィンドウを何枚も繰り返し表示して事実上の操作不能状態に陥るなど)もありますので、場合によっては設定を変更したほうが良いこともあります。 あるいは以下の設定で対処できる場合もあります。

Allow web pages to(以下の振る舞いを Webページで有効にする)

JavaScriptによる幾つかの処理について、有効/無効を設定することができます。 設定を変更することによりJavaScriptを使ったイタズラを回避したりポップアップ広告などを拒否することができますが、そのために正しく動作しなくなる Webページや Webサイトサービスもありますのでご注意ください。

Enable Plugins for (プラグインの利用)

ここの "Mail & Newsgroups" にチェックをすると、プラグインがメールやニュースグループの利用の際にも、有効になります。セキュリティが弱くなるので、できる限り外しておいたほうが よいでしょう。

Keyborad Navigation (キーボードによる操作)

Preferences Keyborad Navigation

Tab Key Navigation(タブキーによるナビゲーション)

タブキーを押した際に、ドキュメントのどこをたどるかを決定します。"Links"にチェックをつけるとドキュメント内のリンクの箇所を、 "Buttons, radio buttons, checkboxes, and lists"にチェックをつけると、ボタン、ラジオボタン、チェックボックス、リストの箇所を タブキーで辿ることができます。

Find As You Type(キーボードのみでの検索)

キータッチによる検索機能である"Find as you type"についての設定を行ないます。"Find automatically when typing within a webpage"にチェックをいれると、キーボードに入力した文字列をそのまま表示ページから検索します。検索は、キーが打たれるたびに 該当する文字列にカーソルが飛び、その後に打たれたキーがあった場合は、それに該当する文字列に飛びます(いわゆるインクリメンタルサーチです)。検索は、Enterキーを押すと、終了します。 ただし、この機能は、日本語入力が機能していると、インクリメンタルサーチとはなりません。文字列を変換して確定した文字だけにこの Find as you typeは有効です。

このチェックボックスがオンであっても、オフであっても、/(いわゆるスラッシュ記号。日本語キーボードであれば、右下の「め」のところ)を押下すれば、Find As You Type(Find Text As You Type)は動作します。

/押下時の動作について、"Any text int the page"にチェックすると、ページ中の全てのテキストが対象に(Find Text As You Type)、"Links Only"では、リンクの貼られたテキストのみが対象になります(Find Link As You Type)。

"Play a sound when typed text isn't found"にチェックをすると、検索したテキストが見付からなかった場合にビープ音が鳴ります。 "Clear the current search after a few seconds of inactivity"にチェックをすると、検索の動作をした後に数秒キーボードを触らないと、 検索が自動的に終了します。

Cache(キャッシュ)

Preferences Cache

Set Cache Options(キャッシュの設定)

キャッシュとは、アクセスした Webページをコンピュータのメモリあるいはハードディスクに保存しておいて、再び Webページへアクセスしようとするときに保存しておいた内容を利用する仕組みです。 Webページを毎回取得しなくなるため、インターネットへの回線が細い場合やネットワーク負荷が高い状況では Webページを表示するまでが早くなります。 (ネットワークのデータ転送量も減ります)

"Cache[ ]"でキャッシュの量を決めます。初期値は50メガバイトです。"Clear cache"でキャッシュをクリアできます。"Cache folder"で、キャッシュを格納する 場所を決めます。通常は、利用しているプロファイルの位置が指定されています。

"Compare the page in the chache to the page on the network" は、キャッシュに保存されている内容と実際にネットワークの先にある実際の Webページとを比較する方法を設定するものです。 この設定にしたがって比較した結果、実際の Webページの方が新しい場合にはネットワークから Webページを取得します。

通常は "When the page is out of date" で良いでしょう。

Link Prefetching(リンクの先読み)

ここにチェックをすると、Mozillaの操作を行なっていない間に、一部ドキュメントをキャッシュに貯めておきます。この機能を有効にすると、新しいページを読むのが 早くなります。先読みするドキュメントは、以下の記述をしているものに限ります。

また、以下のようにHEADタグ内に記述することでも、可能です。

ただし、現在のところ、Aタグには対応していません。また、これらは、Mozilla 1.2 からの独自の実装で、Mozillaを基にしたブラウザなら有効な場合もありますが、それ以外のブラウザでは、有効ではありません。

Proxies(プロキシの設定)

Preferences Proxies

Configure Proxies to Access the Internet(インターネットへアクセスするためのプロキシの設定)

企業利用などでインターネットへのアクセスにプロキシサーバを経由するような場合に設定する必要があります。

"No proxy for"に、IPアドレス、またはドメイン名を記述すると、プロキシを設定していても、そのアドレス、またはドメインに限って、プロキシが無効になります。

"Automatic proxy configuration" の場合は、通称 PACファイルと呼ばれる自動設定ファイルを作成する必要があります。

Netscape Navigator Proxy Auto-Config File Format(March 1996)
http://home.netscape.com/eng/mozilla/2.0/relnotes/demo/proxy-live.html

プロキシを使わずに接続するドメインを個別に設定することもできます。

HTTP Networking(HTTPネットワーク)

Preferences HTTP Networking

Direct Connection Options(プロキシ無しのHTTPネットワークの設定)

HTTPのに関する設定を行ないます。"Use HTTP 1.0"、 "Use HTTP 1.1"で利用するプロトコルを選択します。HTTPは、 WWWを利用するのに使われるプロトコル(通信規約)で、データのやりとりや、エラーの出し方などを定義します。 通常は、"Use HTTP 1.1"で構いません。

"Enable Keep-Alive"は、チェックをすると、Webサーバへの接続が確立された後も、そのサーバへの接続が維持され、2回目以降のリクエストが早くサーバに届くことになります。 そのために、この機能を利用することで、Webページの閲覧が速度的に改善されることになります。ここは、チェックをしておいて良いと思います。"Enable Pipelining"は、チェックをすると、Webサーバに対するリクエストを パイプライン処理を通して行なうようになります。このHTTPのパイプライン処理と言うのは、一回のサーバへのリクエストに複数の リクエストを含めることで、これにより、Web閲覧の速度改善が見込めます。ただし、この仕組みは、まだ多くのサーバが対応していないこともあって、ここのチェックはデフォルトでは 外れています。

Proxy Connection Options(プロキシ利用時のHTTPネットワークの設定

プロキシを利用した場合のHTTPの設定を行ないます。オプション、内容など、全てDirect Connection Options と同じです。

Software Instllation(ソフトウェアインストール)

Preferences Software Instllation

Manage Software Installations and Updates(ソフトウェアのインストールとアップデート)

"Enable software instllation"にチェックをすると、送られて来たデータの Content-Type (サーバに設定されたデータの種別)が"application/x-xpinstall" であった場合、該当するソフトウェアを自動的にインストールします。もちろん、インストールのたびに確認を求めるダイアログがでるので、利用者の知らないうちにソフトがインストールされることは ありません。

Update Notifications(アップデートの通知)

"Check for Updates"にチェックをいれると、新しいバージョンの Mozilla があった場合、そのメッセージを出します。

Mouse Wheel(マウスホイール)

Preferences Mouse Wheel

Mozilla 上で機能するマウスホイールの設定を行ないます。設定は、キーボードとマウスホイールの動作の組合せによって行ないます。組合せ可能なのは、 以下の通りです。

例えば、キーが "Shift" の時にイベントとして "Scroll a page up or a page down" を選択しておくと、Shiftキーを押しながら マウスホイールを動かすと、1 ページ単位でスクロールしてくれる、といった具合です。

注意: MacOS X版では、現在このオプションは正常に機能しません。

DOM Inspector

Preferences DOM Inspector

Mozilla に付属する Mozilla の調査ツールである DOM Inspector の設定を行ないます。

Element Blinking(選択した要素を点滅するかどうか)

"Blinking Selected Element" にチェックをつけると、DOM Inspector でノードを選択した場合、該当する箇所が点滅表示します。

"Border Color" で、点滅する色を決めます。"Border Width" で、点滅する境界線を決めます。単位はピクセルです。"Blink Duration" で、表示される 時間を決めます。単位はミリ秒です。"Blink Speed" で、点滅する間隔を決めます。単位はミリ秒です。

"Invert Colors "にチェックをつけると、選択したノードの色が反転します。

Sidebar(Sidebar に DOM Inspectorを追加するかどうか)

ここの "Install" というボタンを押すと、サイドバーに DOM Inspector がインストールされます。これで、 サイドバーから DOM Inspector が利用できます。サイドバーからの削除は、サイドバーのカスタマイズから行なってください。

System(システム)

Preferences System

Windows における、ファイルタイプ関連付けの設定を行います。この設定項目は、Windows 版のみに存在します。

Windows should use Mozilla to open these file types:(WindowsでMozillaと関連付けるファイルタイプ)

ここでは、Windows上で利用する際のファイルタイプとの関連付けを定義します。設定できるファイルタイプは、"HTML documents" 、" JPEG Images" 、 "GIF Images"、 "PNG Images" 、 "MNG Images" 、 "XBM Images" 、 "BMP Images" 、 "ICO Images" 、 "XML documents" 、 "XHMTL documents"、 "XUL documents" になります。これらにチェックをつけると、そのファイルタイプのデフォルトのアプリケーションとして登録されます。チェックを外すと、元に戻ります。

Windows should use Mozilla to handler these protocols:(WindowsでMozillaと関連付けるプロトコル)

ここでは、Windows 上で利用する際のプロトコルとの関連付けを行ないます。設定できるプロトコルは、"http" 、 "https" 、 "ftp" 、 "chrome" 、 "gopher" です。これらに関連付けると、それぞれのプロトコルのデフォルトのアプリケーションとして動作します。チェックを外すと、元に戻ります。

Alert me if other applications change these settings(他のアプリケーションがこの設定を変更した場合に通知するかどうか)

ここにチェックをつけると、 Mozilla に関連付けたファイルタイプ、またはプロトコルが他のアプリケーションによって変更された場合、そのことを告知するようになります。


16-7. Debug

Debugカテゴリには Mozilla の開発作業を行う際に使うことがある設定項目が並びます。 開発中のバージョンに存在する項目であり、幾つかのバージョンでは存在しません。 詳細は省略します。


16-8. Offline & Disk Space(オフラインとディスク領域)

Offline & Disk Space カテゴリでは、Mozilla Mail & Newsgroups のオフラインモードに関する設定を行います。

Offline " Disk Space(オフラインとディスク領域)

Preferences Offline

Offline (オフライン)

"When going online"(オンラインにするとき)

"When going offline"(オフラインにするとき)

Disk Space(ディスク領域)

"Disk Space"(ディスク領域)はデータ量がある量を超えたときに圧縮処理を実行するかどうかを設定します。 "Compact folder when it will save over [ ] KB"([ ]KBを超えたときにフォルダを圧縮する)


第17章 カスタマイズ

17-1. ユーザスタイルシート

ユーザスタイルシートとは

ユーザスタイルシートとは、プロファイルディレクトリ以下の chrome ディレクトリ内に外部スタイルシートファイルを置くことにより、Mozillaが表示している Webページのスタイルを上書きすることができる仕組みのことです。 更に、Mozillaの GUI を定義しているスタイルを外部スタイルシートで上書きすることも可能です。

ユーザスタイルシートの作成方法

方法は簡単です。 プロファイルディレクトリの chrome ディレクトリ内に、特定の名前のファイルとして外部スタイルシートを作成して置くだけです。

プロファイルの場所は「第13章 Profile Manager - プロファイル管理機能」-「13-5. プロファイルデータの場所」 を参考にしてください。 そこで説明されている ????????.slt ディレクトリの下に chrome ディレクトリがあり、その下に userContent.css あるいは usrChrome.css という名前のファイルとしてスタイルを記述してください。

userContent.css は Mozilla Navigator が表示する Webページと Mozilla Mail & Newsgroups が表示する HTMLメールに適用されます。 usrChrome.css は Mozilla の見た目に適用されます。

表示している Webページのスタイルを上書きする

例として、表示している Webページの行間(行の高さ)を広めにするスタイルを書いてみましょう。 chromeディレクトリの下に userContent.css というファイルを新たに作成し、それをテキストエディタで開いてから以下の内容を記述してください。 Mozillaを再起動した後にこのドキュメントなどを見ると、行の高さが変更されていることが確認できると思います。

body * {
  line-height: 2 !important;
}

次のようなスタイルだと、HTML form の送信ボタンやプルダウンボックスなどが大きくなっていると思います。

input, textarea, select, option {
  font-size: 2 !important;
}

なお、Webページ側のスタイルの記述によっては思うような結果が得られない場合があるかもしれません。 その辺りは試行錯誤で挑戦してください。

Mozilla の外観をスタイルシートで変更する

今度は Mozilla の外観をスタイルシートで変更してみます。 Windows向け ZIP圧縮ファイル版などをお使いの人は、Mozillaのディレクトリの中に res/throbber/ ディレクトリがありますが、その中には以前使われていたアニメーションGIF画像が残されています。 この画像ファイルを使って Mozilla の Navigation Toolbar の右端にある Throbber ボタンの画像を変更してみましょう。
change Throbber

chromeディレクトリの下に userChrome.css というファイルを新たに作成し、それをテキストエディタで開いてから以下の内容を記述してください。 下記の例では、Mozilla のディレクトリは C:\Program Files\Mozilla\release-1.4\ になります。

Mozilla を再起動すると Navigation Toolbar の右端にある Throbber ボタンの画像が青色の画像に変わっているはずです。 Webページ読み込み時のアニメーションも青色の画像に入れ替わります。

#navigator-throbber {
  list-style-image: url("file://C|/Program Files/Mozilla/release-1.4/res/throbber/anims00.gif") !important;
}
#navigator-throbber[busy="true"] {
  list-style-image: url("file://C|/Program Files/Mozilla/release-1.4/res/throbber/anim.gif")!important;
}
#navigator-throbber[toolbarmode="small"] {
  margin: 0 5px 0 0;
  list-style-image: url("file://C|/Program Files/Mozilla/release-1.4/res/throbber/anims00.gif")!important;
}
#navigator-throbber[toolbarmode="small"][busy="true"] {
  list-style-image: url("file://C|/Program Files/Mozilla/release-1.4/res/throbber/anim.gif")!important;
}

Throbber ボタンを消してしまうこともできます。

#throbber-box {
  display: none !important;
}

以下のスタイルだと、メニューやダイアログボックスの全ての文字の大きさを変更することができます。

* {
  font-size: 18px !important;
}

スタイル適用対象を特定すれば、メニューなどだけを変更することもできます。

menu, menuitem,toolbar#PersonalToolbar {
  font-size: 18px !important;
}

以下のスタイルだと URL Bar の文字色だけを赤くことができます。

#urlbar {
  color: red !important;
}

以上のように、Mozilla の外観をスタイルシートで変更することができます。 スタイル内で用いた menu, menuitem といった XUL要素,#throbber-box や #urlbar などの ID を知るには、基本的に Mozilla の GUI を構成する chrome の中を見る必要があります。


17-2. プリファレンスファイル(prefs.js と user.js)

プリファレンスファイルとは

Mozilla の設定情報の殆どはプロファイルディレクトリ内の prefs.js という名前のファイルに保存されます。

Mozilla の設定の殆どはメニューから [Edit] → [Prefefences] と操作して表示される設定ダイアログボックスなどから設定することができます。 しかし、Mozilla にはそういった設定画面からは設定することができない - 設定画面が用意されていない設定項目が幾つかあります。 「通常は使われない」「まだ開発途中の機能に関する項目」などの理由で設定画面がないのですが、それらは prefs.js を直接変更することにより、操作することができます。

しかし、prefs.js を直接変更することは通常あまり行いません。 prefs.js と同じディレクトリに user.js という名のファイルを作成して、そのファイルへ設定情報を記述します。 Mozilla は起動するときに prefs.js を読み込んだ後、続けて user.js ファイルも読み込みます。 (そして終了するときにその設定内容を prefs.js に保存します)

プリファレンスファイルの作成方法

prefs.js および user.js ファイルは JavaScript で記述される形になっており、テキストエディタでファイルを開いて見ることができます。 プロファイルの場所は「第13章 Profile Manager - プロファイル管理機能」-「13-5. プロファイルデータの場所」 を参考にしてください。

例として、表示している Webページの文書部分をマウスで範囲選択を行ったときの背景色を設定してみましょう。

prefs.js があるディレクトリに user.js というファイルを新たに作成し、テキストエディタで開いてから下記の一行だけ記述してファイルを保存した後に Mozilla を起動してください。

user_pref("ui.textSelectBackground", "gray");

マウスで範囲選択を行った際の背景色が灰色に変更されているはずです。

この設定は設定画面などからは変更することができませんので、元に戻したい場合は Mozilla を終了してから user.js の設定を削除した後に prefs.js をテキストエディタで開き、user.jsに記述した内容を探してから削除してください。 次に Mozilla を起動したときにはデフォルトの青色に戻ります。


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